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ジビエ祭 in 祐天寺   ~血が滴るコル・ヴェールの芳香~

先日の極寒の夜、ちゃーちゃんと忘年会。

場所は、目黒・祐天寺の「ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ」。
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同業者以外とジビエを喰らうのは久し振りなので、めっさリラックス!

店の奥にあるドライエージング冷蔵庫
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オーナーさんが捕獲(仕入れ)してきたジビエや牛豚を、この冷蔵庫で熟成・Faisandageする。
旨そうな鹿、猪、鴨などがギッシリ。

アミューズは、猪・鹿のグラタン。 バゲットに乗せて頂く。
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特有の香りが鼻腔をフワッと包んでくれる。 食事のスターターとして快適この上ない。



美雪マス(ニジマスとアメマスを掛け合わせた魚沼産の養殖魚らしい)の軽い燻製、根セロリ添え。
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ネットリとした口当たりで舌の上に恙無く乗り、馨しき甘みを仄かに発するマス・・・ 実に美味しい。
こういうの、女性は大好きなんじゃないかなぁ。
ソーモンフュメよりレジェだし、泡をスタートに持ってきたなら食べなきゃね。





続いての皿は、鹿のブータン・ノワール テリーヌ仕立て。
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デセールを思わせるような軽やかな甘みが鼻腔を擽った後、ゆっくりと鹿香が立ち上ってくる。
味蕾の隅々まで鹿の軽快な小走りが“過る”。 文句なしの旨さ。


自家製パンもGood!! 外側はカリリ、中はズッシリと粉の旨みが詰まっていて、しかも料理の味を邪魔しない。
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これを食べに、ここへ来たんだ!  新潟産・青首鴨の炭火焼き。
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入荷時期が短いそうで、まず、コル・ヴェールに出会えた幸せを噛み締めた。
コシヒカリをたっぷり食べ、丸々太ったところを網で捕獲したという超一級の素材。
bleuとsaignantの中間のようなキュイッソンだから、肉汁のエロさが堪んないぜ。
官能的な血の味わいと、奥深い滋味を纏った肉の旨味といったら・・・  珠玉の極みだな。
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じっくりと肉の旨みを堪能。
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次は、本州鹿の炭火焼き。
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このキュイッソンも好み!  
鹿も色々なキュイッソンのアプローチがあるけど、炭火も良いね。
ギュウ~ッと奥歯で噛み締め、味わい、鹿のジュースを舌の上で転がし、肉塊の弾力を、その香りと共にズイズイ愉しむ。
赤ワイン(沢山飲んだ!この日ばかりは銘柄など気にせずw)とのマリアージュを遊びつつ、極上の鹿を喰らう喜びといったら!
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この時点で腹パンパンになってたんだが、追加でオーダーしたウリボウ(仔猪)のクスクス。
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腹がギブ寸前なのに、スイスイ食べられる。
ウリボウの可愛い(優しい)味わいに、「ぼく、ウリボウだよ!!」と、主張を感じる香りがある。
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野菜もテンコ盛り・・・野菜そのものの質が抜群に良い。
これ一品とワインだけで、立派なランチになる。
値段もメチャメチャ安いし、こういうクスクスloveすぎる。

さすがに苦しいほど食べた(飲んだ~)ので、フロマージュもデセールもパス。
近くにあったら、通い詰めたくなる良店だった。 近いうちに、また行こうかな。


今年も沢山の店へ行き、色々な料理&スイーツを食べた。
まぁ、その前に、仕事でも食べまくるから、10キロ近く太ってしまって・・・ ほんまにヤバイ。
来年は、食に関する姿勢を新しくしていこうと思う。


さて、もうすぐ新年か・・・ 御徒町の駅構内にて。 
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by bonchi_mas | 2011-12-31 00:00 | 料理 「私的」

SNSについて

このところ、Twitterやfacebookをやってるのが当たり前な“風潮”になっている。(ような気がする)

Twitterは、あまりにも面白くなくて、すぐ退会したが、震災後に再登録。
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情報が錯綜する中で、ほんの一握りの有識者の意見に助けられた。
震災(原発)の狂乱が落ち着いた頃、また退会しようと思ったが、そこそこ良い情報が入るので思い止まった。



facebookは、ハマった時期もあったけど、居心地が悪くなって辞めた。
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辞めた理由その1・普段しっかり(そこそこ)交流してる人たちと、ネットでまで繋がっているのがイヤになった。
同業者、友人、後輩たちとは、仕事や現実の関係で付き合っていけば十分。
ON(現実)とOFF(ネット)をしっかり使い分けたい性分なのは前から自覚してたけど、今回、改めてそれを痛感。
但し、「趣味だけで繋がってる友人」とは、ネットで繋がっているほうが心地良い・・・ って、ややこしいなw
ま、俺なりのコダワリがあるってこと!
その2・独自の世界観を共有出来る人が、facebookにはいなかった。
まぁ、あまりにも独自(ワガママ)すぎて、いないのが当たり前なんだけどw
mixiにはいたのだが(今も少しだけいるが)、今やmixiは衰退傾向だし、自分も含めて殆どの人たちが醒めてる。
その3・ポストが稚拙・つまらない人が多かった。 
mixi以上に馴れ合いが凄いし(実名制の最大の弱点)、「メシ食った報告」「子供の写真」
「人脈自慢」「家族仲が良いアピール」「仕事頑張ってる自分」など、どーでもいいことばかり。
(馴れ合いが悪いってんじゃないけど、もう古い。寂しい奴らが集まってキャンプファイヤーしてるみたい)
著名人や専門家たちのプライベートは知りたいけど、それ以外の人たちの私生活に興味はない。
その4・私の仕事に絡んでくる素人さんとの交流に嫌気が差した。
どこの店が旨いか教えてとか、如何にも雑誌やグルメブログで仕入れてきた的な料理の薀蓄をぶつけてくる人など・・・その他諸々面倒臭いことがあった。
その5・私の周りの同業者たちの殆どがfacebookをやってないし、登録してても全く「活用」してない。
現場(厨房・店など)での交流以外、乗り気じゃないと言う人が多い。まぁ、当たり前と言えば当たり前なんだけど。
その6・というか、SNSやる時間があったら、勉強する。
フランス語をマスターしたり、山積みの専門書も読みたいし、団欒も・・・ いくら時間があっても足りない!
映画も観たいし(最近は村上淳の演技にハマってる)、スポーツもしたい!

あと、疎遠になった人たちと再会出来たのは嬉しかったが、何だか熱くなれなかった。
だから疎遠になったんだな・・・と、改めて思い知らされる。
交流復活と言っても、「今さら感」が拭えないし。
向こうもそうだろう。 いや、そうじゃないといけない。
作家の小川洋子さんが言ってたような気がするが、
「同窓会に進んで出るような、つまらない奴にはなるな」的な言葉が蘇ってきた。




mixiは、この3年くらい殆どログインしなくなった。
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多忙なので(あまり忙しいアピールしたくないけど)、やってる時間が無いというのもある。
ただ、私は、根っからの天邪鬼なんでw、衰退気味のmixiを、敢えて退会しない。
mixiでは「美味しい思い」を山のようにさせてもらったし、大きな恩を感じている。
運営さんは、改悪をやめて、頑張ってほしいなぁ。
じゃないと、Google+やfacebookに駆逐されるよ。もう手遅れかもしれないけど。


3年ほど前まで、ネットはバーチャル的要素が強かったけど、今は、そうじゃなくなってきた。
だから、「現実」と「ネット」を使い分けるというのは、古い概念かもしれない。
だが、私は、ネットにバーチャル的要素を残しておきたい。
現実ばかりに晒されてると、人間の想像力や思考は枯れる。
リアリストとロマンチストをバランスよく保ち、使い分けるのが快感なのだ。
色気の無い人間ほどつまらないものはない。
カッコいい、カワイイ人はグーンと増えたけど、圧倒的に色気が欠けてると思う。
by bonchi_mas | 2011-12-21 00:00 | よしなしごと

羽子板市と、お気に入りのCafe

去年に引き続き、今年も浅草寺境内で行われてる「羽子板市」へ行ってきた。
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その前に、大好きなカフェ「ITONOWA」さんへ。  (もしかしたら、店内は撮影禁止だったかも…)
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浅草へ行く時は、上野から散歩がてら歩くので、その途中にあるITONOWAには、必ずといっていいほど寄る。

いつもオーダーするスコーン。
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絶品ハーブティー。 夏は、自家製ジンジャーシロップを使ったジンジャーエールが美味しい。
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私は、いつもコーヒー(素晴らしいコクと香り)だが、ツレはハーブティーが気に入ってる。

クロックムッシュ。 ガルニの蓮根キンピラが旨い! 
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ベリーのコンフィチュールが挟んであって、デセールっぽく食べれる。
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合羽橋商店街で調理器具を見ながら歩き、浅草寺へ。
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仲見世は、既に正月気分。
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去年より人が少なかったような気がするが、まずまずの賑わい。
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それでは、羽子板の美術館へ・・・
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五重塔も綺麗。
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こちらは、東京藝術大学の学生さん達の作品。 
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帰りに松屋で買い物をして、浅草地下街を探索。  ものっすごいディープな雰囲気で、めっちゃ惚れた!
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このタイ料理屋さん、大人気で、予約が取りにくい。  今度、予約して乗り込んでみよう!
by bonchi_mas | 2011-12-18 00:00 | Tokyo Drifter 「連載」

TV観覧@NHK(渋谷)

NHKのTV番組「新春TV大放談」の収録観覧に当選したので、行ってきた。

渋谷に来たのは久し振り。
昼メシは、老若男女に大人気の「コンコンブル」にて。
私は「サバのクミン風味」
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ツレは「スズキのロティ」
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京都にあった「オー・プティ・ピエ」を感じさせる、可愛い大衆食堂。
接客が気持ちよかったし、思いついた時にパッと行ける普段使いの店。
近所にあったら良いのになぁ・・・


観覧まで時間があったので、買い物しながら散歩。
246を歩いてると、青山学院大学があった。 昔は憧れたなぁ(笑)
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表参道を歩き・・・
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キャットストリートへ。ストリート系の匂いが芬々と漂う雰囲気の良い通り。
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嘗て、ここは隠田川(渋谷川)が流れていた。(NHK「ブラタモリ」にも出てきた)

これは、葛飾北斎の「隠田の水車」。 江戸期は風光明媚だったんだなぁ・・・今じゃ信じられんw
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渋谷を歩いていて思ったんだが、高低差が激しすぎる!
凸凹の谷間に、力技で町を造成したんだなと、改めて思った。
渋谷だけでなく、東京全体が坂の多い街だし、暗渠も多い。
タモリのお陰で東京の地形が大好きになったんだが、調べると面白いね~。
関西は地形が単純だから(大阪は平面・京都は盆地・神戸は坂が多いが地形的には単純)、
すっごく歩きやすくて「都市」の匂いがする。
だから、東京のほうが「地形的に見ると」、田舎っぽい感じがする。




その後、松涛(高級住宅街)を散歩。
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芦屋に似てるけど、芦屋の方が、高級感もスケール感も上だと思った。
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鍋島松涛公園。
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ここは、紀州徳川家の下屋敷で、後に佐賀鍋島藩(雄藩)に払い下げられ、茶園となった場所。

スペイン坂のTOKYO FM(大物アーティストが公開放送してる)の前を通って、NHK放送センターへ・・・
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美人ADの先導で、スタジオへ入る。(PASSを渡された)
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放送前なので、内容は書けない。(気になる方は、2012年・1月2日・23時40分~の放送を観るべし!


まず、女性ディレクターの、う○らさんに萌えた(笑) 好みのタイプ。

いや、それより、司会の千原ジュニアの貫禄の良さが意外だった。
昔、2丁目劇場で何回も千原ジュニアを見たが(大阪時代のジュニアはスーパースターだった)、
その頃より大物感が格段に上がったし、雰囲気のある男になっていた。

秋元康は、やっぱり自身の才能を信頼してるのだろう・・・
言う事にブレが無いし、「面白いこと見つけるの得意だよ」的な余裕が垣間見えた。
だから一線を走り続けてるんだろうが、弛まぬセンスの研磨が必要だし、
どんな才人でも、それを続けるのは難しい。
いろいろ言われてるけど、話を聞いてたら、やっぱ感心してしまった。

関根勤は、昔から言う事も芸風も変わってないんだけど、時代にスッと合わせられる才能は凄いと思う。
若手から大物まで自然と融合していくし、柔らかい発想(範囲は狭いが)とフットワークの軽さは衰えを知らない。
この数年、関根さんを「面白い!」と思う事は少なくなってたんだけど、やっぱおもろいわ。

小島慶子は、六本木の大ホステスかと思うほど色気ムンムンだった(笑)。
さすが、腐っても元T○Sのアナウンサー。
一般に近しい考え方(これは実に大切なこと)を基軸にした語り口と、主婦の立場をくどくなく駆使しながら、
ニュースやTVへの提言をスラッと答えていくサマは、なかなか見応えがあった。
この人は、もっと使われても良いんじゃないかと思う。

鈴木おさむは、TVで観るより若かったw
この人は、根っからTVが好き・おもろい事が好きなんだなと。
なかなかクセが強そうだし、骨のある放送作家だと思えた。
この先、ビミョーな文化人にならず、生涯一放送作家として、下らない事を真剣にやってほしい。


大根仁(「モテキ」の監督)も良かったなぁ。
静かなる闘志を秘めていて、知性も匂わせる。
最も「視聴者」の事を意識してる感じがして(凄い事だ)、もっと注目してみたいと思った。

あ、橋本奈穂子アナも綺麗だった!

by bonchi_mas | 2011-12-15 00:00 | Tokyo Drifter 「連載」