人気ブログランキング |

Alles ist vergänglich

<   2013年 02月 ( 3 )   > この月の画像一覧

北千住は商店街のテーマパークだ..........L4YOU!

プチ旅行気分を味わうため、大好きな都電荒川線に乗り、終点の三ノ輪橋まで・・・
この日は、商店街のテーマパーク・北千住(足立区)の千住宿を訪ねる。

その前に、「素盞雄大神」で、ぎょうさんの雛人形を鑑賞。
e0196993_23313641.jpg


下町名物の路地をグイグイ練り歩き、下谷道(※)を通って、江戸で最初に掛けられた橋・千住大橋へ。
e0196993_23344954.jpg

※【下谷道】東叡山門主で日光山門主も兼ねていた輪王寺宮が日光に行く際の道。周辺には大名屋敷や寺院・町家が軒を連ねて賑わった。

ここから、俳聖・松尾芭蕉が「おくの細道」へ出立した。 
e0196993_2335531.jpg

俳句は全くといっていいほど知らないけど、芭蕉や蕪村、子規や虚子の生き方には強く惹かれる。

千住大橋の下へ潜り込んで、往時を妄想する。 (これは、どこの史跡へ行ってもやることw)
e0196993_2337303.jpg

頭の中にギュウギュウに詰まった幾多の浮世絵や古写真を思い出しつつ、ドブ臭い川の匂いを嗅ぎながら、
あれこれ妄想(想像)すると、江戸期の北千住の土俗的なパワーや江戸庶民たちの活気が、ブワーッと浮かんでくる。

この川の中に、木製時代の千住大橋の杭があるという。 想像してると興奮するw
e0196993_23412981.jpg


因みに、足立区は、様々な大物芸能人の出身地である。
幼い頃から敬愛している北野武(偉大なる芸術家・表現者・言論家・芸人)、好みのタイプの筆頭・波瑠(モデル)、瑛太の嫁・木村カエラ、昔は超絶な美人だったベテラン女優・浅野温子、一昔前の甘いマスク選手権で優勝しそうな俳優・原田龍二、豪傑な役を数多く演じた渋い俳優・夏八木勲、そして、超名優・原田芳雄など多数。
ということも含めて足立区には前々から興味があった。

以下、千住宿ハイク&スイーツとか諸々........
by bonchi_mas | 2013-02-24 00:00 | Tokyo Drifter 「連載」

The Birthday 「ALADDIN」

広尾にあるフレンチの名店・老舗「ALADDIN」にて、誕生日を祝っていただきました。
(川崎シェフは、ずーっと前から憧れの料理人)

例の件で禁酒中なので、葡萄ジュースと自家製ジンジャーエールで乾杯。
e0196993_17491914.jpg


夙川(兵庫県)にあったレストラン「シェ・ヤマ○」を髣髴とさせる居心地の良さ・・・ 
シェフが集めたというアンティーク家具や小物のセンスが素晴らしい。
e0196993_170284.jpg


伝説のレストランガイド「グルマン」や「エピキュリアン」にも川崎シェフの軌跡が載っている。
e0196993_17493391.jpg

学生時代、何百回も読み返した両著。 東京・関西のフランス料理店の歴史を知れる宝物。


まず私が選んだのは、毛蟹のロワイヤルスープ。
e0196993_16583118.jpg

優しい口当たりながらも、毛蟹のエキスが思う存分味わえ、フランス料理の凄みを改めて思い起こさせてくれる逸品。
フラン(素材はブロッコリー?)も良い口休めとなって、快適な食事のスターターとして申し分ない。

※mamasyuが選んだフォアグラとランティーユのテリーヌ。 少し頂いたけど、腰の据わった厚みのある味わい。
e0196993_188449.jpg

大ベテラン・腕利きの料理人が作る、基本に充実なフレンチはやっぱり最高。

モン・サン=ミッシェルのムール貝と平目。
e0196993_1658571.jpg

ムール貝から抽出されたジュが、ほんわりと柔らかくキュイッソンされた平目と絶妙な融合。
添えられた菜の花をスープに浸して食べると、春の息吹が口中から鼻腔へサーッと抜けてゆく。

※mamasyuが選んだ小ヤリイカのサラダ仕立て、バルサミコ酢風味。
e0196993_18144039.jpg

これも少し頂いたけど、非常に穏やかな味わいなのに、そこかしこにキラッと光る技が感じられる。


ここで、ラギオールのナイフが登場。 胸が躍る。
e0196993_16591736.jpg



メインは、ピジョン・ラミエ(山鳩)のロティ、サルミソースと・・・
e0196993_1823413.jpg

別皿に、脚・肝のロティとサラダがサーヴされた。
e0196993_1701173.jpg

丸ごと一羽ロティされたものを、サービスマンが持ってきてくれたのに撮らなかった・・・後悔。
とにかく、筆舌に尽くしがたい旨さに陶然となる。
肉質も最高だったし、何よりキュイッソンの妙味に唸ってしまった。
そして、サロンに飾ってあったカナール・プレスで作ったソースの香り高さと上品さに陶酔。
これは、毎シーズン食べに来たいくらい素晴らしい料理だった。
今シーズンもジビエ(山鳩含めて)を色々食べたけど、その中で文句なくナンバーワン。


付け合せのグラタン・ドフィノワも快適な美味しさ。
e0196993_18244847.jpg


※mamasyuが選んだのは、子羊の藁包み焼き。
e0196993_18253445.jpg

断面をお見せしたいほど美しいキュイッソンだった。 香りも独特で、噛み締めるほど旨い肉。


ここで、バースデースイーツが登場。 サービスのYさんと撮ってもらった(笑)
e0196993_1703624.jpg

この方のサービスは付かず離れずで快適だし、よく気が利く。この日は一人で頑張っておられた。



デセールは、チョコレートムース、ココナッツとエスプレッソエスプーマ、ナッツクロカン。大人味で絶品!
(食べかけの写真ではなく、スプーンで崩して中身と共に撮影)
e0196993_1705732.jpg


※mamasyuのデセール、薄焼きリンゴのタルト。
e0196993_18302715.jpg



ハーブティーのレベルも非常に高かった。
e0196993_1749486.jpg


暖かくなってきたら、また伺おうと心に誓って店を後にした。
とにかく、どっしりと落ち着いた名店。ジビエ料理の素晴らしさは評判どおりで大満足。
サービスのYさんも好きなタイプ(もちろん接客ねw)だし、ほんまに気に入ってしまった。
ありがとう、mamasyu!!
by bonchi_mas | 2013-02-13 23:59 | 料理 「私的」

東京の下町が面白すぎる件  東十条&十条

芦屋だったら、芦屋浜や芦屋川を歩いてオシャレなカフェに行ったり、
鳴尾御影線を歩いて夙川を北上し、苦楽園あたりまで行って、スイーツを買う。
それか、ロックガーデンから六甲山へ軽く登山し、弁当を食べるか、ぐるりと岡本まで下りて、カフェ。
(こうして思い返してみると、阪神間は、ほんまに魅力的なカフェ、パティスリー、ブーランジュリーが多かった)
京都だったら、街全体が散歩にピッタリな街&様々なスタイルのカフェ&甘味処が満載。
だから、関西にいた頃は、散歩(またはポタリング)に全く困らなかった。
しかも、京都は寺院の数が物凄く多いから(当たり前w)歩いても歩いても歩き足りない。

東京は、何もかもバラけてるから、「ここで散歩したら満点!」という場所が少ないのだが、
やはり、関西にはあまりない「地形の面白さ」が最大の魅力。
坂が多く、擂り鉢状になった土地が点在し、路のアップダウンが非常に多い。
例え緑が少なくても(大阪よりは多いけど)、土地の起伏の激しさが、「自然」や「歴史」を感じさせてくれる。
お年寄りや足の悪い人には不便かもしれないが、東京の地形は本当に面白くて奥深い。
タモリさん、陣内秀信さん、皆川典久さん、尾関憲一さん、心から有難う!!!

どうでもいい前振りになってしまったが(分かる人には分かると思う)、今日は王子近辺に用事があったので、
そのまま濃い~下町・十条へ。  (王子・音無川~石神井川沿いの散策道は素晴らしい)
東京家政大学の前を通ったら、江戸東京野菜を栽培中とのこと。
e0196993_22302091.jpg

仕事柄、こういう試みというか、テロワールを活かした素材には強く強く惹かれる。
いつか、江戸東京野菜を思う存分使って、料理してみたいと思う。


で、今日の一番の目的は、東十条の「いわい」で、うどんを食べる事。 
※店内に高々と掲げられてる暖簾は、香川の伝説の店「宮武」のもの。
e0196993_22485838.jpg


やっぱり、ここは絶対に「ひやあつ」でしょう! 麺は程好い弾力で、喉越しが非常に気持ち良い。
e0196993_22513691.jpg

ダシもイリコの香りが馥郁と鼻腔を覆ってくれ、「これや!四国のうどんは!」と、テンションUP(笑)。
もちろん、さぬきうどん=香川ではあるが、愛媛のうどんも旨いし、香川、徳島のうどんも旨い。
それぞれ3県で食べこんできたから、「四国のうどん」と総称してしまいたくなる(笑)。

揚げたての春菊の天ぷら、ちく天も美味しい。
e0196993_22584184.jpg

この店は狭いけど、店員さん全員の威勢がバツグンに良いし、愛想も良い。(これ凄く重要)
個人的には、もう少し麺に改良が必要かな?と思ったけど、お勧めの良店。リピート必至。


その後、十条の商店街(むちゃくちゃ活気があって、とにかく濃い!)を散策。

こちらは、少し静かな・・・それでいて、昭和の雰囲気漂う十条中央商店街。(通称・演芸場通り)
e0196993_2314034.jpg

ここなんて、思いっきり昭和の商店という感じ。 みうらじゅんだったら、何て突っ込むだろう・・・奥のポスターw



神戸にも負けないような、インド食材の専門店があった。 今度、大人買いしに来たい。
e0196993_2313327.jpg



十条中央商店街といえば、言わずとしれた「篠原演芸場」!
e0196993_2354731.jpg

浅草にもこういう演芸場はあるし、大阪の新世界にもある。
e0196993_2355746.jpg

ただ、十条という独特の雰囲気の中に、デン!と構える篠原演芸場は、凄いオーラを放っている。
e0196993_236798.jpg

前を通っていたオジサンたちも、めっちゃテンション上がっていた。 大衆演劇はまだ未体験なんだけど、いつか絶対に観る。


少し歩いた先に、名店「草月」がある。2年ぶりくらいに来た。
e0196993_239426.jpg

相変らずの大盛況で、名物の「黒松」がガンガン売れている。
店内の雰囲気も、下町&和の風情が絶妙にMIXされていて好きだな~。
e0196993_23105014.jpg


武蔵野台地の高低が分かる坂。 こういう急勾配があちこちにあるから、東京の街歩きは面白い。
e0196993_2312830.jpg


十条には、気になる店が沢山あるし、野菜(エビ芋とか売ってるし!)も安くて良い物が買える。
e0196993_23134474.jpg
e0196993_23133672.jpg

「だるまや」(超名店)だけじゃない、十条の魅力。

買い物とウォーキングに疲れたので、キャピタルコーヒーで十条銀座ブレンドを。
e0196993_23152486.jpg

酸味とコクの塩梅が良かった。  
こういう外れの街(郊外と呼びたいが)で、ゆるいカフェに入って過ごす時間がとても大切。
最近は、カフェとかより、喫茶室やマイナーなチェーン店(コダワリのある)が好きになってきた。


帰って、名菓「黒松」を。 やっぱり美味しい。
e0196993_23195997.jpg

e0196993_23201034.jpg

by bonchi_mas | 2013-02-10 00:00 | Tokyo Drifter 「連載」