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Alles ist vergänglich

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六義園散策と、いつものCafe

紅葉の時期前の六義園ネタ。
六義園は「回遊式築山泉水庭園」という、京都では全く耳にしない庭園様式。
(京都には「大名庭園」が無いので当たり前かw)
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その前に、行きつけの蕎麦屋で「牡蠣の天ぷら&蕎麦」を頂く。
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相変らずCPに優れており、リピートしたくなる秀逸な店。

つまみも充実してるから(これはほんの一例)、夜に来て酒飲みつつ、蕎麦を手繰るのもオツ。
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ここのカウンター、居心地が良い。
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牡蠣の天ぷらが、めっちゃ肉厚でデカくてジューシー。 生でも食べれる牡蠣を揚げてる。
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Chipiに持ってもらった。 大きさが分かるかな・・・
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栗の天ぷらも美味しかった。(食べる前に割ってみたw)
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蕎麦湯もいい。(もっとドロっとしたのが好みだけど)
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そういえば、京都に住んでた時は、あちこちの蕎麦を食べ歩いた。
今は無き「なかじん」とか、凄く懐かしい・・・。 伏見の名店「Z」や西陣の「N」にも良く通ったな。
芦屋にいたときは、「土山人」(東京にも支店がある)や、「かぶらや」など。



「六義園」 
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紀州(和歌山県)和歌の浦や和歌に詠まれた名勝の景観が八十八境として表現されているんだが、
それにしても、江戸期の紀州というのは江戸に於いて相当な影響力を持ってたんだなと、しみじみ思う。

御三家の一つで吉宗を輩出したというのもあるが、未だに東京のあちこちで紀州の名残りを見れるのだから凄い。
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もともとこの土地は、五代将軍・徳川綱吉の下屋敷だった。 それを、柳沢吉保が譲り受けて造園。
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柳沢吉保というと、大和郡山藩の柳沢淇園を思い出す。(面白いから、興味ある人は調べてみて)
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吉保は館林藩に所縁があるということだが、館林藩は時代劇や映画にも出てきたし、前から気になってる藩。
11万石と決して大藩ではないが、徳川家と縁が深かったそうで・・・。
いつか館林に行って史蹟散策をしてみたい。
館林城址、旧館林藩士住宅、旧二業見番など、歴史ファンならずとも惹かれるものが沢山ある。
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この六義園は、明治期に岩崎弥太郎(三菱財閥創始者)が所有してたそうで、日露戦争の英雄たちも招かれたらしい。
あの秋山真之も来てたのかな・・・想像するだけでゾクゾクする。


やっと鴨が飛来してきた。
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鴨にエサをあげてる外国人の子供がメッチャ可愛かった。
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藤代峠から見晴るかす六義園は絶景。
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暗がりの中で、葉に乗った水粒を見つけるのが愉しい。
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ツツジ茶屋は貴重な遺構の一つなんだけど、今は朽ちてしまって改装されてない状態。
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東京都は、こういう部分に徹底的にお金を掛けるべき。 歴史だけは大金積んでも買えないしね。



園内で猫ちんを発見した。
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この茶屋はライトアップのときは良く利用するけど、昼は利用しない。
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何故なら、昼間~夕方にかけて、このCafeが開いてるからw
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オーナーの方にも顔を覚えてもらったし、小さくて静かでストイックで趣味性の高い空間が凄く気に入ってる。
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本のセレクトもいい。
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もちろんコーヒーも美味しい。
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小振りなチーズケーキ(自家製)も良い味わいだし、ついつい長居してしまう「Cafe不毛地帯」の超優良オアシス。
by bonchi_mas | 2013-11-15 00:00 | Tokyo Drifter 「連載」

古河庭園  植冶の庭が東京にもあるという悦び

ということで、古河庭園の続き。
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普段の散歩コースということもあって、特別感は無くなってしまったが、何よりこの庭園に惹かれ続けるのは、七代目・小川冶兵衛(植冶)の手掛けた日本庭園があるという事。

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ジョサイア・コンドル設計の洋館、地形マニアには堪らない武蔵野台地の高低差、季節ごとに咲く薔薇や紫陽花なども素晴らしいが、東京で七代目・小川冶兵衛の庭を見れるというのは凄く貴重。


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七代目・小川冶兵衛の庭を堪能するには、本場・京都に通わなければならない。
特に、琵琶湖疏水の恩恵を受ける南禅寺界隈別荘群(明治期の大実業家や政治家たちが建てた)の庭は絶対に見るべき。
関西在住時、その庭の殆どを見たけど、それはそれは圧倒的美を以って、感性をガンガン刺激してくれた。
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東京とは思えないほどの静寂が漂う。 一歩出れば本郷通りがあるのに・・・
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武蔵野台地の地形の高低差を全身に感じながら、静謐感に身を委ねるのも一興。
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そうすることによって、都市の喧騒に晒されて鈍くなった感性が研ぎ澄まされ、情緒性が復活する。

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庭は純粋なる自然ではないが、紛れもない芸術作品である。 光と空気と音と木々と水と石と花の芸術。
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帰りに見つけた寄り目のネコちゃん。
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by bonchi_mas | 2013-11-02 00:00 | Tokyo Drifter 「連載」